ぬかが代議士が会長を務める衆議院情報監視審査会は3月28日に平成29年度年次報告書を取りまとめ、大島理森衆議院議長に同報告書の提出を行いました。同審査会は、行政における特定秘密の保護に関する制度の運用を常時監視するために平成26年12月に設置されたものです。
3年目となる平成29年度の衆議院情報監視審査会は対象期間中に12回開催され、政府関係機関の特定秘密について鋭意調査を行ってきました。
とりわけこの1年では、特定秘密文書の廃棄に関する問題について、行政文書が不存在の特定秘密について、作成から30年を超える特定秘密についての3点を重点的に調査しています。
この調査の結果、保存期間1年未満の特定秘密文書が大量に廃棄されていたこと等が明らかとなりました。報告書では、これらの文書の取扱についての法令等を改善するよう政府に求めるなどしています。
ぬかが代議士は、報告書の衆議院議長への提出後の記者会見の席において、前年度に引き続き随時特定秘密の提出・提示を求め調査を行い、立法府による行政監視を行っていくなかで行政の透明性の確保を図り、もって国民の期待に応えていきたいと決意を述べました。
なお、4月3日の衆議院本会議において、情報監視審査会の国会報告が行われています。
ぬかが代議士は、行政における特定秘密の運用を監視する立法府の責任者として、国民の負託に応えられるような審査会の運営を引き続き行ってまいります。
衆議院情報監視審査会平成29年年次報告書はこちら
REPORT活動報告
2018.03.28