自民党と公明党の国会議員で構成する「海洋国日本の災害医療の未来を考える議員連盟」の会長を務めるぬかが代議士は6月16・17日、米海軍所属の世界最大の病院船「マーシー」の入港セレモニーや船内見学、日米共同訓練の視察など議員連盟関係者とともに実施しました。
この度、日本初入港となったマーシーは、「パシフィック・パートナーシップ2018(米海軍を主体とする艦艇が環太平洋地域各国の政府や軍などと連携した災害救援活動)」終了後に来航してもらうよう、議員連盟が米国や日本政府に働きかけ、2年がかりでようやく実現したものです。
1986年(昭和61年)に石油タンカーを改装したマーシー内部は、1,000床のベッドをはじめトリアージを行う救急救命室50床、集中治療室80床、手術室12室や、医療用ロボット、CTスキャンなど、大学病院並みの最先端医療が海の上で24時間受けられる設備が整っています。
近年、日本列島は”災害大国”と言われているように、7年前の東日本大震災をはじめ熊本地震、大阪北部地震など、大規模地震が相次いでいます。これからも首都直下型地震や南海トラフ地震などが予測されており、万全の災害対策が求められています。
このため、議員連盟会長のぬかが代議士は四方を海に囲まれた日本は、大規模地震や津波が発生した場合は、病院船などの海からのアプローチが絶対不可欠であるとの考えから、世界最大の病院船である「マーシー」の東京寄港を実現し、国民全体の関心を高める必要性を訴えました。
今後も議員連盟の会長としてマーシーから学んだことを軸に、日本政府及び東京都など地方自治体との連携を強め、災害時の病院船などの即応態勢を構築していくための更なる強化を図り、国民の安心・安全の確保に全力を尽くして参ります。
REPORT活動報告
2018.06.16